自律した選手を目指して

アロンドラFC は2020年1月に設立し活動がスタートしました。現在、幼児~中学生まで約80名の子供たちがサッカーを楽しみ、たくましく成長しています。

この子供たちが立派に自律した選手に育つように自分の経験を活かし導きたいと考えています。

私は神奈川県で生まれのスポ少、部活育ちのサッカー少年でした。高校時代はもう30年前になります。携帯電話もない時代でポケベルが普及し始めた頃でかなり昔です。サッカーはJリーグが始まることが決まり盛り上がりをみせはじめた時期です。

神奈川県の高校サッカーはどこにでもチャンスがある夢のある時代でした。兄の通っていた県立相模原高校が高校サッカー選手権県予選の決勝まで勝ち上がり、その試合を三ツ沢球技場で観戦し、このチームに入りたいと思い希望しました。合格するには、成績がぎりぎりだったので受験勉強も頑張りました。

高校に入学してからは、同級生10人と全国大会出場めざして日々練習に励みました。

平日の練習は昼休みに監督と選手で練習内容を考えて、放課後に選手だけでやりました。先輩たちの妥協のない本気の練習についていくことで、諦めない勝負強さが磨かれたと思います。指導者がいないことで自律したチームが育ったと思います。

先輩の練習を取り組む姿勢に刺激を受けて、毎日、夜遅くまで練習していました。特に自主練習でダッシュ練習をする先輩たちには、刺激を受けました。

練習をやらされている選手は一人もいませんでした。練習の効率を考え、常に次に起こることを予測して、何を準備しなければならないのかを全員が考え行動していました。チームとしてのまとまりが他のチームとは明らかに違いました。

3年生の時にインターハイ神奈川県予選を優勝し全国大会出場を経験し、結果を残すことができました。スポーツ推薦で選手を集める私立高校が多くある中で、全員受験を経験した選手だけで優勝することは、意味深いものであったと感じています。高校サッカーでは人間としての成長をさせてもらった場所でした。

私にとって高校時代の仲間は一生の宝物です。それぞれの道でみんな活躍しています。

アロンドラFCでは、自律した選手・文武両道をめざし、単なるサッカークラブではなく、本気でサッカーと向き合い、仲間と協調し、強く愛されるチームをめざしています。

アロンドラFCに興味がある方は、体験してみてください。

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