
モルックは、フィンランドのカレリア地方の伝統的なゲーム「kyykkä(キイッカ)」を基に1996年に開発されたスポーツです。木の棒(モルック)を投げて、数字が書かれた木のピン(スキットル)を倒して得点を競います。
モルックのルールはシンプルで、老若男女、障がいの有無など、幅広い年代で楽しめます。競技のポイントは次のとおりです。
- 2チーム以上で対戦し、先に50点ちょうどになったチームが勝ちます。
- 50点を超えた場合は25点に減点され、ゲームが継続されます。
- チーム内で3回連続でスキットルを倒せなかった場合は、得点は0点となり、失格となります。
- 倒したスキットルの番号や本数を足して勝敗を決めます。
モルックは、ピンを倒す動作で筋肉を使い、投げる動作で集中力を使い、点数計算で脳を使うので、健康にもよいスポーツです。また、道具を持ち運ぶことができるため、公園やバーベキューなどで気軽に楽しむことができます。