第1回アロンドラオンライン交流会

2021年3月5日にドイツと日本を繋いでオンライン交流会を開催しました。
ゲストには現役ブンデスリーガ選手 ヨシュア メース選手、ドイツプロライセンス指導者ウド ヘルツァーさんを迎え、アロンドラ選手、保護者、スタッフとの交流を深め、世界のサッカーを身近なものに感じることができました。
ヨシュア選手は、先日のドイツカップ戦でバイエルンミュンヘンに勝利し、準決勝のドルトムント戦を戦う準備をしている世界の第一線で闘う選手です。
幼少期は、街クラブで育ち15歳でホッフェンハイムに入団し、17歳でプロ契約。現在24歳です。
幼少期は、たくさんのゲームを経験し、少人数の3:3,4:4,5:5などボールに多く触るゲームで実力を磨き育ちました。
ヨシュア選手の幼少期にもっとやればよかった練習は、シュート練習だそうです。
スパイクへのこだわりや食事のことなどの質問に答えていただきました。
また、ウドさんは日本に何度も来てることもあってドイツとの比較をしてもらいました。日本人の技術は高いが試合の中で活きる技術練習が少ない。
試合を想定した練習が少ないと感じているそうです。状況の変わらない技術練習は試合に活かしづらいと見えているそうです。
「日本では、小学生以下は、8:8が奨励され日本サッカー協会が日本全国に広めて2011年から全日本U12サッカー選手権も11人制から8人制に変更されました。
この流れはヨーロッパで少人数の公式戦が組まれていることから、日本にも導入されたものです。しかし、日本ではU11,U10,の大会も同じレギュレーションとなっています。さらにU9,U8,U7は、ローカル大会では少人数のものもありますが、8人制をやっていることが多くあります。ドイツでは、U10までは3:3の4ゴールゲーム(フニーニョ)が公式戦に採用されているのが現状です。日本との差は歴然です。」
ドイツとのオンライン交流会では、世界との距離も縮まり新鮮な情報が伝えてもらうことができました。アロンドラでは、第2回のオンライン交流会を企画しています。会員の皆さんには期待してお待ちいただけたら幸いです。

アロンドラは小さい子供に教えすぎないことが特徴です。
保護者はもっと子供に声をかけてほしい、もっとああしろ、こうしろ言ってほしいという昔ながらの感覚は抑えてもらい、子供の伸びしろを消さない子供が自ら学べる指導に期待していただきたいと考えています。これもヨーロッパではスタンダードな考え方です。日本に定着するまでには時間がかかると思いますが、アロンドラから発信して日本をリードする存在へと成長していきたいと考えています。今後のアロンドラにご期待ください。興味のあるクラブさんは、一緒に試合・練習で交流しましょう。
興味のある方は、是非体験参加をしてみてください。

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